噛み切った。ああまたかよこの変換。髪切った。

すごく寒いな。久しぶりに前髪ができた。似合わない。
お金がないから母の勧めでカットだけで千円でやってくれるところに仕方なく切りに行ってきた。らば。
 … 失 敗 し た 。
_| ̄|○<やっぱりだめだよここは田舎なんだから尚更ちゃんとしたところに行かないと…。
暫く外に出ないことにする。犬散歩もいつもより森の奥地に行くことにする。嗚呼。(徹底)




確かに冷たさは感じるのに、そこに与えられている痛みは不思議なほどに感じない。
見た目だけは多分いつも笑っていた。そこに感情は伴っていなかった。
何も感じなかった。夜は一言もしゃべらずに部屋の押入れの中でじっとしていた。
春の匂いを一杯に吸い込んだ乾いた洗濯物を詰め込んだせんたくかごを持ち込んでそこに顔を押し付けて眠った。
いつしかそこには二人人間がいた。上の段は小さい人。下の段は小さい人より少し大きい人。
全てが違う環境で生きてきた二人なのに、あんなに心が繋がったのは嘘みたいだった。


二人で音楽を聴いた。ラジオを聴いた。やがてラジオは世界の終わりを伝えだした。
ここももう滅びるんだ。
林檎が二つあった。一つを食べた。芯の近くだけを残して綺麗に齧った。
一つだけ林檎が残った。
地表が怒りに震えている。
人間の身勝手で奔放な行動に天の裁きが下る。
覚悟を決めた。
林檎を力いっぱい壁に向かって投げた。
こなごなになった。
そこで世界が終わった。
グッバイ地球。
グッバイ同志。


嘘みたいだった。


全てが嘘みたいだった。
小さい棺に収まる同志。
眠るように亡くなった小さい人。
きみの死に顔見ずに死ぬわけないじゃない。と言った人。


忘れちゃいけない記憶なのに、手のひらでぎゅっと握り潰して頭の隅の泥濘が詰まった頑丈な箱の中に押し込んでいた。消そうとした。

五年前のままのあの人が、『消すなよ。』そう言ってきた。うん。ごめんね。消さないよ。
夢にまで出てきて伝えててくれてありがとう。4日後にお墓まいりにいくよ。




ところで。明日以降に宛名不明の定形外郵便物が届かないことを祈る。


ああ…Last.FMが表示されない…。今いい曲流れてるのに。Love Tracksに登録したいのに。なんて曲か調べたいのに…。うう。


今見たら直ってた。よかった。