友人への気持ちとランクヘッドへの謝罪と感謝

タイトルが長いよ…。

高校時代いつもお互いに暗い日常のさらけあいをして、『人生なんて人間なんて大人なんて自分なんて』とかいってた子が2月の頭から教習所に通っている。
あの子は何でも頑張ってしまう人だから、いやだと思っても諦めて受け入れたりして、『暗いな自分。あーあ。こんなことしても人に迷惑をかけるだけ』という子だから。私なんかよりもずっと心配されて擁護されて大丈夫だよと言ってもらう必要があると思う。

夜もすがら彼女のことを考えていて、ランクを思い出した。
ランクヘッドの小高氏の書く詞はきっと10代〜20代の若年層にありがちな不安定さや脆さ、甘えや逃避に、とても響くと思う。
1stの地図はそんな、心にぐっとくる曲ばかり。
『大丈夫だから』
とても優しい言葉だ。
nilのインストアと被って泣く泣くnilを捨てた12月4日のツアーファイナル。
そこで小高さんは言っていた。

泣くのを我慢しているのなら、泣いていいんだ。少し楽になるから。

生きる意味なんかないって思っているけれど、こうやって生きている。

生きていることはすごい。

日常に転がる寂しさや孤独感は、確かに全てに満たされて恵まれているからゆえの甘えかも知れないけれど、
ぼくはそんな寂しさを否定したくはない。

記憶が曖昧なんだけど、そんな感じのことを。
あのときの私はやっぱり鬱で全てをひねくれた目で見ていた。許容量も狭かった。だからその優しさを受け取ることが出来なかった。精一杯伝えていてくれたのに。
今思うとあのライブを成功させるために精を出して頑張っていた方々全員に対して申し訳ない気持ちで一杯だ。

でも、今日受け取ったよ。ごめんね。ありがとう。
そう思った朝方。

彼女のことからランク考に脱線してしまったけれど、メールにすごい説教じみたことを記して、ランクの歌詞をちょっと載せておいた。



つまずきながら もがきながら
時には後ろを振り向いたり
休んでみたり 頼ってみたり
誰かに寄りかかってみたり
ランクヘッド「三月」



もっと逃げて欲しかった。けれどそこで『無感情に早く片付けてしまったほうがずっといい』と返されると私もそうだよなと思ってしまう。
でもやっぱり嫌なことはやらなくていいよ、あなたはもう十分頑張ってるよ。お金がもったいないとか親に申し訳ないとか、そんなのよりもあなたが一番大切だよ。

そう伝えたかったんだけど…むりやりすぎたかな。…うるさいよな。
言い逃げ状態になってる。ほんとにごめんなさい。不器用すぎてだめだ。
こんな鬱陶しいわたしだからフルシカトで結構なのだけども。ただひとつ願うことは、彼女が少しでも気分を休められる時間が来ればいいな…ということだな。